ジャンル:青年マンガ、歴史・時代、ファンタジー
原作:小松 エメル(こまつ エメル)
作画:森川 侑(もりかわ ゆう)
出版社:スクウェア・エニックス
掲載誌:月刊ビッグガンガン
連載状況:完結(2014年 - 2016年)
巻数:全3巻
概要
江戸幕府が瓦解して五年――。強面で人間嫌いの古道具屋の主人・喜蔵の家に、ある日突然、百鬼夜行からはぐれた鬼・小春が落ちてきた。小春はずうずうしく居候を決め込み、喜蔵はそれを嫌々受け入れる。そして二人は、数々の妖怪沙汰に巻き込まれる事になり…!?めっぽうゆかいでじんわり泣ける明治人情妖怪譚!
【引用:『一鬼夜行』 著者:小松 エメル】
あらすじ
舞台となるのは明治5年の東京。とある日、強面な人間の喜蔵は鬼である小春と出会うことになります。しかし、小春を見ても驚くことなく、流れの中で共に暮らすことになります。しかし、お互いには秘密があり、その秘密を抱えながら、様々な出来事に巻き込まれていきます。本作は、そこで繰り広げられる強面の人間・喜蔵と可愛らしい少年の姿をした鬼・小春の日常を描いた作品です。
怖すぎない
本作は、妖怪や妖が出てきますが、物語的にも絵的にも大きなトラウマとなるほど怖い場面は描かれていません。その為、こういった作品に少し興味はあるも、怖すぎる作品は厳しい、という方にもおすすめしたい作品です。
注意
全ての方に当てはまる訳ではなく、読む方によってはトラウマを感じる方もいらっしゃる可能性がある為、一度、試し読みをして判断をしていただくことをおすすめします。
切なくも温かい気持ちに包まれる
不愛想で基本的に無表情な喜蔵ですが、どこか切ない雰囲気を漂わせています。そんな喜蔵と鬼の小春が出会い、様々な出来事を経験していくこととなるのですが、その過程や周りとの関係性、そして二人の掛け合いは切なくも温かい気持ちにさせてくれます。
『友だというくせに お前は何もわかっておらぬ それに・・・友というものは 決して裏切ったりしないものだと思っていた・・・』
喜蔵
【引用:『一鬼夜行』 著者:小松 エメル】
『そうかもしれぬ・・・ だが私は ただ お前にそばにいて欲しいと思ったのだ』
逸馬
【引用:『一鬼夜行』 著者:小松 エメル】
まとめ
本作は、繋がりについて深く考えさせられます。主人公である喜蔵含め、鬼の小春も登場人物もどこか切ない雰囲気を漂わせています。しかし、そういった雰囲気を持つもの同士が出会ったことにより、心に繋がりを感じ、それぞれがその繋がりを大切にしようとしている気持ちが痛いほど感じ取れます。その為、タイトルが一鬼夜行とあり、恐怖の強い作品かと想像した方もいらっしゃるかもしれませんが、どちらかというと読者の心に語り掛けてくる心温まる考えさせられる作品のように感じます。
以上、心が疲れた時に読んでほしい漫画『一鬼夜行』でした。
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